宇治川の亀石

宇治川の亀石

亀石の形状をした岩(石)を興聖寺の門前に見ることができる。江戸時代後期の地 誌『宇治川両岸一覧』には、この辺りの眺望を「最モ佳景也」と評し、「奇石多シ」と記してある。この奇石の一つが、亀石であろう。

平等院を中心とした宇治川周辺は、平安時代において藤原氏が造った浄土の地であった。この地においては、水の流れや奇石のひとつをとっても、その普遍性に何ひとつ変わることがない。宇治川の景観の美しさを感じることができる場所である